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【安全生活情報】《これであなたは石けん博士
その1》
「石けんと合成洗剤の見分け方」
石けんも合成洗剤も中身のほとんどは「界面活性剤」というものです。なにやらむずかしい名前のものが出てきたと思われるでしょうが、いたって簡単です。「油と仲良しの部分」と「水と仲良しの部分」の二つの手をもっているのが「界面活性剤」というものなのです。
衣服や食器の汚れを落とすとき、洗剤を使います。このときの洗剤(界面活性剤)の働きは、「油と仲良しの部分」が汚れや油と手を組み、「水と仲良しの部分」は水が大好きなので水と手を組みたくて追いかけまわして、結局は衣服や食器から汚れや油をひきはなして、水と手を組んで仲良くなるのです。本当は、お互い大嫌いな油と水を仲良くさせる「仲介役」が「界面活性剤」の役目なのです。
ところで、今回のタイトル「石けんと合成洗剤の見分け方」はというと、洗たく用洗剤や台所用洗剤の容器には必ず表示があります。この中の「品名」の欄に「○○用石けん」,「○○用合成洗剤」と書いてあるので、すぐわかります。
また、「成分」の欄にカタカナの長い名前のものがかいてあったら、それは合成洗剤と思ってまちがいありません。石けんの中の界面活性剤は、
の二つしかありません。(※名前はべつに覚えることはありません)
これ以外は、すべて合成洗剤です。つまり石油の仲間などから作ったものなのです。(オーッ コワ!)
洗たく用洗剤や台所用洗剤の容器には表示がありますが、シャンプーやリンス・化粧石けんなどには主成分表示がいまのところないのがほとんどです。なぜかというと、化粧品類になってしまうため、厚生省のお仕事になってしまい、「指定成分」のみの表示でよいことになっているからです。
(「指定成分」については、今後のメールマガジンでお話します。お楽しみに!)
「それでは見分けのしようがないじゃないの?・・・」ご安心ください、簡単なやり方で見分けがつきます。
●見分け方:
ガラスのコップに水を1/3くらい入れます。そこに、調べたい洗剤液
または粉末を少量入れて割りばしなどで泡立てます。そこに食酢を少量
いれます。さて結果はどうなるでしょう?
〔泡が消えて液が白く濁る〕
・・・石けん
〔泡は消えず、液にも変化なし〕 ・・・合成洗剤
〔泡は消えないが、液が白く濁る〕・・・複合石けん
◆複合石けん:石けんに合成洗剤をくわえたもの
ぜひ、試して見てください。
それでは、このへんで《これであなたは石けん博士
その1》はおしまい。
次回をおたのしみに!